一般社団法人グランフォルティス沖縄活動ブログ

みなさんこんにちは。
奥間です。

ジュニアユースのメインコーチとなり、
最初のトレーニングが開催されました。

選手も緊張の面持ちでしたが、私も同じように緊張感はありました（笑）。
しかし、ジュニアチームからの昇格組や、
これまで興南高校との合同トレーニングなどで一緒にやっている選手も多く、
ウォーミングアップを終了したところで、
コミュニケーションの数は増えていったような気がします。







火曜日にトレーニングマッチを行い、そこで具体的な
選手の特徴を把握していたので、次はグループ戦術の部分。

特に守備の組織的な思考が身についているのかを確認するために、
この日は守備をテーマにスタート！

ベーシックなものから、相手が数的優位な状況でいかにボールを
奪うかという少し複雑なものまで、
脳と身体を使いながらみっちり２時間行いました。







一緒にトレーニングをやっていて感じるのは、
選手のポテンシャルはものすごく高いということ。
足りない部分も数多くありますが、
長く高校生を指導していた身からすると、可能性しか感じません。

ですが、選手自身のサッカーに対する想いはどうなのか。

昔、セルジオ越後さんに
「ダメなチームの特徴？監督が急に“明日休み！とか
今日はフィジカルトレーニングなし！”とか言うと、
喜ぶ選手たちがいるチームは弱いネ。
何のためにサッカーやってる？
口では勝ちたいとか言うくせに、行動が伴ってない」と
聞かされたことがありました。

この日も、初練習ながら最後はフィジカルトレーニングを
ガンガンやらせるつもり（中学生の基準に合わせて）でしたが、
始める前に選手たちに問いかけました。







「どうする？走る？ もちろん走るメニューには、
設定にも内容にも意味がある。
獲得したいフィジカル的な要素も毎回違うから同じことはしない。
勝ちたいから、必要だから走る。
でもコーチに走らされたら一切意味はなくなるよ。
自分たちが走りたいかどうか。勝ちたいかどうか。それで自分たちで決めてよ」

結局、彼らは走りました。かなり負荷をかけましたが、やり切りました。

最後のミーティングでも話をしましたが、
「クラブチームに来る選手はサッカーを本気で考えるべき。
中体連にもスゴい選手はいるけど、それを上回る
熱量がなければここにいる意味は無い」と。
なので、当然といえば当然ですね。

ジュニアユースの年代は心身の成長には個人差があります。
こちらも焦らず、長い目で見ていきたいと思いますが、
主体性の部分はできるだけ個々の差をなくしていきたい。
この年代は、ほとんどのことが自分でできるようになりますからね。

自立のために、サッカーをする。

この指針はブレずにやっていきたいと思います。




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2016年度 グランフォルティス沖縄ジュニアユースチーム（中学生）
選手募集のお知らせ

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現在、無料体験会を開催しております。
お気軽にご参加ください！

募集人数
中学1年生：５名
中学2年生：10名
中学3年生：10名

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