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2015年08月04日

とかしきサマーキャンプ総括!子どもたちにも“社会”があり、その先もある。

とかしきサマーキャンプ総括!子どもたちにも“社会”があり、その先もある。


みなさんこんにちは!

7月31日〜8月1日にかけて
「グランフォルティス沖縄プレゼンツ サマーキャンプインとかしき」
開催されました。

クラブ公式ブログではタイムリーに情報をお伝えしましたが、
改めて総括を行いたいと思います。

私たちが野外教育活動を行う際に、
まず決めるのはキャンプの「コンセプト」です。

前回、GWの期間を利用し糸満青年の家で行ったキャンプは、
“他地区のスクール生同士の交流”が目的でした。
とかしきサマーキャンプ総括!子どもたちにも“社会”があり、その先もある。


今回はそこからさらにステップアップし、仲間作りだけではなく
“個人・集団の課題解決能力の向上”を掲げ、開催しました。
あえて離島で開催したことも、そのコンセプトに基づいたものであり、
本当の意味で保護者の手を離れ、自律を目指すものでした。

1泊2日を子どもたちと過ごして感じたことは、
子どもの世界にも「社会」が当たり前のようにあった、ということです。

海洋体験や課題解決型のアクティビティを数多く行い、
サッカーでポイントを競い合うことはもちろんのこと、
すべてにおいて規律やチームワーク、リーダーシップを求めます。
とかしきサマーキャンプ総括!子どもたちにも“社会”があり、その先もある。


普段とは異なる要求をすることで、
徐々に見え隠れするものは利己的な思考です。

生徒は、まだまだ子ども。

活動の過程でわがままを言い出す子もいれば、
自分の意見が上手く伝わらずケンカする子もいます。

仲間同士でリーダーを決めますが、数々の困難を前にして、
当初はリーダーのように振る舞っても、
その行動に求心力がなければ短期間であろうとも
他の子どもたちは違うリーダーを見つけるようになります。
とかしきサマーキャンプ総括!子どもたちにも“社会”があり、その先もある。



出会って間もないということもありますが、
子どもたちの無意識下の判断はシビアでした。

大人と同様の「社会」が形成された瞬間であり、
普段の日常にはないものでしょう。

彼らにとっては、両親から離れてキャンプに参加するだけでも、
大きなイベントです。
非日常の空間は、子どもたち本来の姿を
さらけ出す絶好の機会なのです。

ゆえに、通常触れることができない経験を得ることができる。

それこそが私たちが野外教育活動を開催する理由です。

今回は小学1年生〜6年生までの生徒が参加しましたが、
この年代こそ様々な刺激を受け、社会性を身につける
ベースが出来上がります。
とかしきサマーキャンプ総括!子どもたちにも“社会”があり、その先もある。


すぐには理解できなくとも、年齢を重ねた際に今回行ったことが
メモリーに残り、
行動に移すことができれば、
私たちのねらいは達成されたと言えるでしょう。

最後になりましたが、夏休みの多忙な時期に
サマーキャンプにご参加くださいました皆様、
国立沖縄青少年交流の家の皆様、
関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

次回のキャンプはさらに面白くなるように
私たち自身も精進します!


ありがとうございました!

とかしきサマーキャンプ総括!子どもたちにも“社会”があり、その先もある。



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Posted by グランフォルティス沖縄 at 19:36│Comments(0)グランフォルティスキャンプ
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