一般社団法人グランフォルティス沖縄活動ブログ

先日2日間に渡り開催されましたフットボールダイアローグ。
スペイン・バスク地方で監督として活躍する岡崎篤さんを沖縄に
お迎えし、小学生と中学生にトレーニングセッションを開催しました。

各セッション２時間という短い時間の中で、参加した選手たちの目線に立ち指導を行う岡崎さん。
「選手の目線に立つ」ということは簡単なようで難しく、言語化された専門用語の先にある領域です。
研ぎ澄まされたコーチングはやはり最前線で活躍する岡崎さんならではの世界観がありました。

２時間でみるみる変化し、新しい価値観を獲得していく選手たち。
終了後の選手たちの笑顔を見ると、イベント開催に携わる喜びが
増していきます。

さらに、我々指導者も多くのことを学びました。
今回はグランフォルティス沖縄のコーチ陣向けの座学も開催。
【コミュニティではなくアイデンティティへ】というテーマの元、バスクを代表するクラブである
アスレティック・ビルバオとその周辺のクラブを例に、グランフォルティス沖縄が沖縄にある意味や
存在意義を改めて問う時間となりました。

グランフォルティス沖縄は今年で創立10年。しかし、岡崎さんが
スペインで監督を務めるクラブは110年の歴史があります。
サッカーとは何か、クラブの在り方とはなにか。私たちも次の10年へ向けてたくさんのヒントをいただきました。
キーワードは【インチャ】です。


本イベントの開催にあたり、多くのご支援をいただきました。
株式会社スペラール様、株式会社スフィダンテ様を中心に、子どもたちと様々な対話（ダイアローグ）を行うことができました。
多大なるサポートに感謝申し上げます。

次回、新しいイベントにてお会いしましょう！